Kindleにマンガや自炊したPDFファイルなどをたくさん保存していると、容量がいっぱいになってしまうことがありますよね。
小説などのテキストファイルに比べてマンガなどはデータ容量が大きいので、ストレージを圧迫する可能性があります。
「Kindleの容量が足りない!」というときはどうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、Kindle電子書籍リーダーのストレージ容量がいっぱいになってしまったときの対処法についてご紹介したいと思います。
Kindleはあとから容量を増やすことができない
まず大前提の話ですが、Kindle電子書籍リーダーはストレージ容量をあとから増やすことができません。
スマホやタブレットであればSDカード等を挿入することで容量を増やすことができますが、Kindleは元々の本体ストレージ以外の外部メモリを接続することは不可能です。
そのため、4GBのモデルを買ったら4GBで、8GBモデルを買ったら8GBの容量でやりくりする必要があります。
Kindleを買う前から、「自分はマンガを〇〇冊くらいダウンロードしそうだ」というのが何となく掴めていればいいですが、なかなかそうはいきませんよね。
元々は小説やビジネス書を中心に読むつもりが、買ってみたら意外とマンガを読んじゃったり、「今まで紙の本で持っていたものを自炊してKindleに保存しよう」ということもあるでしょう。
では、増やすことができないKindleのストレージ容量がいっぱいになってしまったときはどうしたらいいのでしょうか?
対処法① 端末から書籍を削除する
Kindleのストレージ容量がいっぱいになると、「メモリ不足です」と画面に表示されるようになります。
こうなったら端末から読まなくなった書籍データを削除して容量を空けるしかありません。
Kindleストアで購入した本はAmazonのアカウントと紐づいており、端末から削除しても、また再ダウンロードすることが可能です。
ブックマークやメモといった読書状況もクラウド上に保存されているので、安心して削除してください。再ダウンロードした場合でも、状態を完全に復元して読むことができます。
問題は、自炊したPDFデータを削除する場合。
「自炊本は全部Kindleに保存してる!」という場合、もしKindleからデータを消してしまうと、もう二度と読むことができなくなってしまいます。
あらかじめパソコンやハードディスクなどにきちんとバックアップを取ってあれば問題ありませんが、「KindleにしかPDFが保存されていない」という場合は、Kindle→パソコンにデータをコピーしてバックアップを取る必要があります。
バックアップを取る方法は簡単。
KindleとパソコンをUSBケーブルでつなげると、Kindleが「外部メモリ」として認識されるので、その中に入っているPDFデータをコピーするだけです。
PDFデータは、Kindle内の「documents」フォルダに保存されています。
PDFデータのバックアップが取れたら、Kindle内からデータを削除しましょう。
対処法② 思い切って大容量の端末に買い替える
もし頻繫にデータ削除することがあるとしたら、今の使用環境にストレージ容量が合っていない可能性があります。
そのような場合は、思い切って端末本体を買い替えるのも一つの手です。
無印の『Kindle』には4GBモデルしかありませんが、上位モデルの『Paperwhite』や『Oasis』であれば8GBや32GBの容量があります。32GBあれば、約700冊のマンガを保存することが可能です。
『Paperwhite』や『Oasis』には防水機能がついているので、お風呂場でも安心して読書を楽しむことができるのでおすすめです。