Kindleの購入を検討している人の中には、「暗いところでも読めるの?」と気になる方もいるでしょう。
家族と寝室が一緒だったりすると、どうしても暗い部屋で読書しなければならないという場合もあるかと思います。
Kindle電子書籍リーダーは、暗いところでも読書ができる機能がついています。
この記事では、Kindleを暗いところで使うときのポイントや、注意点についてご紹介いたします。
目次
フロントライト機能により、暗い場所でも読書可能
Kindle電子書籍リーダーには「フロントライト機能」がついているので、暗いところでも読書を楽しむことができます。
24段階の明るさ調節機能もあるため、暗い部屋では明るさを低し、明るい部屋では明るさを高く設定することができ、読みやすさもバツグンです。
また、暗い場所で読む場合には、「ナイトライト」をONにするのがおすすめです。
ナイトライトとは、周囲の暗さに目が慣れるのに合わせて、徐々に画面が暗くなっていく機能のこと。
暗い部屋でスマホをいじっていると、「暗さに目が慣れてくるにつれて画面が異常に明るく感じる」ということがありませんか?
ナイトライト機能をONにしておけば、自動でだんだんと明るさを落としてくれるので、自然な読み心地で読書が楽しめるんです。
ちなみに、フロントライト機能やナイトライト機能は、『Kindle Paperwhite』『Kindle Oasis』にのみ付属しています。
もっとも安価なモデルである無印の『Kindle』にはフロントライト機能がついておらず、暗い部屋では読むことができません。
寝室などで使う予定の方は『Kindle Paperwhite』より上位の機種を購入するようにましょう。
実際に暗い場所でKindleを使っている様子【写真あり】
ここからは、「実際に暗い場所でKindleを使うとどう見えるのか?」について、写真を交えながらご紹介していきます。
まずは、通常の明るい場所での利用。明るさは中程度の「13」です。
同じく明るさ「13」で、真っ暗な場所で読むとこんな感じです。
灯りがまったく無くても、ハッキリと文字が読めますね。フロントライトの明かりも優しいので、暗い場所でも目が疲れにくいです。
すこし明るさを下げて、「8」くらいでも十分に読めます。暗い場所で読むなら、これくらいの明かりでもいいかもしれません。
続いて、明るさを最大の「24」にした状態がこちら。
写真だと分かりづらいですが、実際に使ってみると相当明るいです。僕は普段から「13」の状態で慣れているので、暗い場所での「24」は目が痛くなります。
逆に、一番暗い状態にするとこんな感じ。
画面が薄ぼんやりと見えるだけで、とても読める状態ではありません。
暗い場所で読むなら、明るさ「8」~「13」くらいに設定するのが良いですね。
Kindleのフロントライトは目が疲れにくい
「フロントライト」という言葉は、意外と聞きなじみがない方も多いと思います。「バックライト機能とは何が違うの?」と気になる人もいるでしょう。
フロントライトとは、“見ている人の側から”画面を照らす仕組みです。
スマホなどのバックライトは、画面の裏側から見ている人に向かってライトを照らしています。そのため、目への刺激が強く、どうしても目が疲れやすい仕組みになっているんです。
フロントライトは目に直接光が飛び込んでくることがないので、自然光で読んでいるような感覚で読書を楽しむことができます。
Kindleには、目への負担を少なくする仕組みがたくさん搭載されています。詳しくは、「Kindleは目が疲れにくいって本当?目に優しい理由とは?」もご覧ください。
画面が反射しづらいので日光の下でも使える
Kindleは暗いところで読めるだけでなく、日光の下など極端に明るい場所でもその能力を発揮してくれます。
外でスマホやタブレットを使っていると、「画面が反射してまったく見えない」という経験はありませんか?画面が真っ暗になり、自分の顔が映り込んだりして使い物にならなくなるということはよくありますよね。
Kindleの「e-inkディスプレイ」は画面の反射を極限まで抑える構造になっていので、明るい陽射しの下で読んでも反射することはありません。紙の本のような読み心地を体験することができます。
外での利用時はもちろんのこと、室内でも蛍光灯やデスクライトの反射を抑えてくれるので、明かりによって読書を邪魔されることはないでしょう。
まとめ:Kindleは暗いところで読書するにも最適!
Kindleのフロントライト機能は、寝室など暗いところで読書するにも最適です。
真っ暗な部屋で読むのは視力が落ちてしまう危険性もあるためおすすめしませんが、ベッドライトや間接照明など薄暗い灯りの中で読むならKindleは大活躍すること間違いなしです。
先にも述べましたが、フロントライト機能は一番安価な無印の『Kindle』にはついていません。
暗い部屋でも読みたい場合は、必ず『Paperwhite』以上の上位機種を購入するようにしてください。
「Kindleの選び方がわからない」「どれを買えばいいの?」という方は、「Kindle全モデルを徹底比較!各機種の違いやおすすめモデルも紹介!」もお読みいただけたらと思います。